吉岡里帆
さらにこちらでは
ピチカート・ファイヴなどで著名な音楽家の小西康陽さん。
若いときから名画座かよっていたらしいですが、2013年は533本ですって。それも映画館で。
下記をご覧下さい。1月から6月省略しております。January 3, 2014
2013年は533本の映画を劇場で観た。
昨年3月にラジオ番組『これからの人生。』が終了してから、いよいよ映画ばかり観るようになった。1987年に初めてアルバムを出して以降は、ほぼ作ったアルバムを思い出すことによって、記憶を辿ることが出来たのだが、2013年に記憶するべき作品だったのはNegiccoの「アイドルばかり聴かないで」というシングル曲だった。
つまり本業がほぼ休業同然だったので、こんなに映画を観ることが出来たのだ。自分はヒマが出来るとついネガティヴなことばかりを考えてしまう人間なので、鬱病対策として毎日出歩いていたのだと思っている。考えてみれば、かつて映画ばかり観ていたのも、大学三年生からレコードデビューする前で、時間だけは有り余っていたけれど現実と向き合いたくない、という時期だった。だから鹿島茂『怪優グラフィティ』の前書きに書かれていた話は、何だか自分のことのようによく理解出来た。映画ファンによる評判は賛否両論のようだけれども。
つけ加えるならば、自分は現在、自宅にTVを持っていない。(クライアントの皆さま、仕事場にはTVがございますので誤解なきよう。)またパソコンや、あるいはDVDなどを部屋で観るのも、ついお茶を淹れたり、携帯電話をいじったり、あまり集中出来ない。故に劇場で観るスタイルを選んでいる。自分の知っている人の中には、劇場で映画を観た後、自宅でも録画しておいた映画を観ている人がいて、ただただ尊敬してしまう。じつは「日本映画専門チャンネル」「時代劇チャンネル」が観たくて、今年後半はいつもTVを買うことについて考えていたのだが、まだ躊躇しているのだ。本当に家から一歩も出なくなってしまうような気がして。
以下は2013年に観た映画のリスト。とくに印象に残った映画には★を冠している。リストを見返す度に★の数が増えてしまうので、このくらいでやめておこう。因みに、いま出ている『In The City』第9号には、2013年の1月から9月までに観た映画のリストとちょっとしたメモが掲載されているので、ご興味ありましたら。
しかし、こういうリストというのは見る人が見たら、この男は何を観なかったか、というのが分かりますよね。つまりこれは、あれもこれも見逃して作られたリスト。
むかし通った名画座の多くは消え、「ぴあ」も「シティロード」も「アングル」もなくなってしまったけれど、本当は「アングル」なんか読んだことはなかったけれど、現在の東京はむかし以上に映画を観る人にフレンドリーな街だということが分かった2013年。






